『「婚活」時代』山田昌弘 白河桃子 - そろそろ本気になって勉強してみようか。

『「婚活」時代』山田昌弘 白河桃子

「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)
山田 昌弘 白河 桃子
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社会学者の山田昌弘さんと、ジャーナリストの白河桃子さんの共著、『「婚活」時代』を読みました。
身も蓋もない話が多かったですが、とても興味深い内容でした!

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【目次】
1 「婚活」時代の到来
 ここまで似ている、結婚と就職
 「婚活」なしでは結婚できない 等
2 結婚したくてもできない!
 ふつうの人が結婚したいのに結婚できない?
 丸の内OL、年収二倍の法則!
 結婚はもはや、生活必需品ではなく、嗜好品!
 スーパーキャリアウーマンも男性の好みは同じ?
 日本男児は、今やすっかり受け身の王子様! 等
3 「婚活」前時代VS「婚活」時代 
 一九八〇年までは「出会い」が自動的に設定されていた
 テレビドラマ『男女七人夏物語』が分岐点!?
 結婚後の生活に男女が同じ予測を持てた時代 等
4 彼と彼女が結婚できない理由
 彼女が結婚できない理由 その1 周りにいい男がいない!
 彼女が結婚できない理由 その2 いいと思った人にはもう相手がいる!
 彼女が結婚できない理由 その3 恋人はいるが、結婚に踏み切れない
 彼が結婚できない理由 その1 ムリ目の女性にばかり声をかけ、断られてしまう
 彼が結婚できない理由 その2 声がかけられない
 彼が結婚できない理由 その3 恋人はいるが結婚に踏み切れない
5 結婚したいのにできない社会的要因
 自己実現意識が高まって、ライフスタイルのすり合わせが困難に
 交際機会が拡大するほど未婚化が進む!?
 男性は、経済力とコミュニケーション力が魅力格差に
 女性は、結婚相手に対する要求水準の高さが障壁に
 女性たちよ、狩りに出でよ。男性たちよ、自分を磨け 等
6 現代日本、「結婚」と「婚活」の実態
 1 ここまで進化した! 結婚情報サービス
 2 親の代理見合い
 3 合コンも進化する!
 4 出会いの意外な宝庫、ネット婚
 5 西と東の国際結婚
 6 花婿学校に見る男の婚活
7 四十歳からが結婚適齢期? 三十五歳からの婚活
 揺れるアラウンド・フォーティ
 再婚市場の変化 等
8 成功する婚活
 女性の婚活の最大のキーワードは、稼げる女性!
 男性が、かつての依存型OL化している?
 結婚の決断は、ライフスタイルのすり合わせから
 基本は「囲い込み漁」 等

かつては職を得ようと思わなくても、自動的に決まっていったものだったが、現在では職業選択の自由が浸透した結果、「就職活動」をしなくては職に就くことができなくなった。
これと同様に、かつてなら結婚相手は、許婚等、親が決めたり、なかば強制的な見合いにより決まったものだったが、自由恋愛の時代である現在において結婚しようと思ったら、「結婚活動」をしなくてはならなくなった。
これが本書の主張であり、非常に説得的であります。

本書は、現状に「婚活」というキャッチーな"言葉"を与えたことに意義があると思います。

新しい男女関係のあり方、結婚の形態のあり方というものは大いに歓迎したいという立場なので、「婚活時代」の到来!大いに結構と思います!

個人的に興味深かったのは、「婚活」ビジネスについて書かれた部分と、アメリカのカップル文化との相違について書かれた部分。
以前、「資料請求すると映画のチケットがもらえる」という餌につられて(笑)、某結婚相談所に資料請求したら、そこから営業活動がしつこい、しつこい(爆)
いまだに送ってきますわ〜。







●本書を出版された理由として、白河桃子さんはあとがきで書いています。
丸の内あたりでOLをしながら「出会いがない」と嘆いている女性たちに、もう少し危機感をもってもらいたいと思ったからです。

現時点では結婚に対して関心をもっていないJoyにとっては、「結婚したかったら、そのために努力すべし」とするのは当たり前な気もしますが、結婚したいのに結婚できない人にとって切実な問題なのであろうと思います。なんせ相手のあることですからね〜。
ただ、結婚について切実に考えたことがなかった方、結婚したいとは漠然と考えているが具体的な行動を取られたことがない方は、本書を読んで大いに「危機感」を持つのが良いと思われます。

続けて白河桃子さんは書いています。
危機感というのは、「子どもをもつ人生を選択できる時間には限りがあること」です。ほんとうは、結婚も恋愛も出産のあとでもできると思っているのですが、日本の女性たちに、結婚を抜きにして子どもを生む度胸のある人はまだ少ない。
(中略)だから、「結婚」してもらうことが、少子化の解消につながっていくのです。

ということは、結婚抜きにして子供を生む度胸のある女性が増えればよいということでしょうか。すわなち、結婚抜きでも安心して子供が生める社会制度ができればよいということでしょうか。

将来的には、勝間さんの「インディペンデントな生き方 実践ガイド」の存在が予言しているように男女間の経済格差はどんどんなくなっていくように思います。女性にも働きながら子育てができる環境が整備されていき、精神的にも独立した強い女性が増えていくでしょう。
なので、日本もいずれフランスのようになっていくんでしょうか。
個人的には、程度問題で、あまりにもこの方向に社会がすすんでいくのはどうかという気もしますが(汗
本書にも「女が男を狩る」という表現が出てくるのですが、やや引きました(笑

何にせよ、行きつく先は少子化問題ということで、次は、買って積んである「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」を読むことが決まりました(笑

と、今気づいたら、全部ディスカヴァーさんの本ですか!?

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猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?
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白河桃子さんはこんな本も書かれていますね。勝間さんの「インディ」と読み比べると面白そうです。こういう本って書店だと買いにくいですが、アマゾンのおかげで本当に買いやすくなりました(笑

「キャリモテ」の時代
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