勉強本シリーズ、今日は、山本浩司さんの「35歳からの資格試験勉強法」です。
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山本浩司さんは1960年の生まれで、駒場高校、東京大学法学部卒、39歳にしてわずか6ヶ月の勉強期間で司法書士試験に合格しました。
ネット上で「実は司法試験の勉強をしていたんじゃないか」とか書かれることに対して、本人曰く「私が司法試験をやっていたわけがない。なぜならば、私が司法試験を受験していて受かっていないわけがないから」とおっしゃっておられます。
この本の帯には「何も知らない20代より、この本を読んだ40代のほうが有利である」と書かれています。
第1章 資格商売と年齢
第2章 集中と記憶
第3章 機械的記憶と情緒的記憶
第4章 受験テクニック
第5章 資格試験と名言・至言
・ウサギとカメの記憶法
本書の大半がこの記憶法の説明、具体例に費やされています。
「リトマス試験紙の酸性、アルカリ性の色」について答えられない人でも、「ウサギとカメのどっちが勝ったか」を答えられない人はいません。
それは、このことが情緒的記憶になっており、裏にある思想「コツコツ努力した者が最期は勝つ」と一体になっているからだと。
1.覚えようとしなくても覚えている。
2.忘れようとしても忘れられない記憶はこのような状態に持っていくのが理想である。
山本さんの受験期間は6ヶ月と短いですが、やはり楽をして受かっているわけはなく、毎日4時起床で、1日10時間の勉強を欠かさず続けたそうです。
あと、山本さんの本を読んで思うのは、「凄まじいまでの集中力」をお持ちなんだろうなということです。
山本さんの他の著書(立ち読みした「司法書士一発合格術」という本)で集中している状態「静的な作業においての集中のカタチ」について書かれていたのですが、かなり参考になりました。
「呼吸は薄く、大事に呼吸をしている状態」だそうです。集中力というは技術であると。思い当たるふしがあります。
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「資格の天才」ヤマモトの司法書士一発合格塾
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山本 浩司
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